【やりたい仕事が分からない】やりたいよりできることを仕事にするべき理由を解説

就職活動

こんにちは。就職指導歴5年 これまで300人以上の学生を就職指導してきたそんな塾長のブログ就活塾!ということで始めていきましょう!!

  • 就職したい気持ちはあるがやりたい仕事がない
  • 自分が何がやりたいのか明確ではない
  • 職種選択の軸がない

このような不安を抱えている就活生は非常に多いです。

担当していた就活生の中には「そろそろどんな職種で就職活動していくか決めましたか?」

このように質問すると「分かりません」と言って泣いてしまう方もいました。

皆さんの職種選択に関する悩みや不安を解消するために今回の記事を作成したので、ぜひご覧ください。

私は職種選択をする上でやりたいことを軸に職種選択するべきでないと思っています。

やりたいことを軸に職種選択していても、在学中にやりたい仕事を見つけることはできないからです。

これは、皆さんにだけでなく、私が本業で担当している就活生にも同じ話をしています。

「やりたいことを軸に職種選択してはいけないってどういうことですか?」

このように思われたかもしれません。
この疑問について回答していきます。

この記事の最終的な結論をお話すると、私は皆さんに「やりたいこと」ではなく、「できること」を仕事にしてほしいと思っています。

何を言っているのかよく分からないという方の為に、やりたいことを軸に職種選択してはいけない理由について詳しく解説していきます。
私の経験談についてお話をしているパートもありますが、皆さんにとって必要ない部分は飛ばして読んで頂いて構いません。

どうするべきか結論だけ知りたい方は、
やりたいかどうかではなくできるかどうかで職種選択しよう】のパートまで目次から飛んでください。

この記事を読めば、「やりたい仕事が見つからない」という悩みが解消され、自分がどのように職種選択をしていけばよいのかが明確になります。

給料を軸に職種選択してみよう

サラリーマンの給料の決まり方には法則があります。
サラリーマンの給料の決まり方は下記の算式の通りです。
業界×職種×責任×年齢

この記事を読めば、サラリーマンの給料の構成や初任給について学ぶことができ、お金に関する失敗しない会社選びができるようになります。

世の中には給料が高くなる業界と低く抑えられる業界があります。

給料が高くなる業界では、それほど頑張らなくても給料は高くなります。
逆に給料が低くなる業界では、どれほど頑張っても給料が低く抑えられてしまうのが現実。

業界と同じで給料が高くなる職種と低く抑えられる職種が世の中に存在します。
我々サラリーマンは、業界や職種によって給料が変わること理解してください。

例を挙げると、経理職や一般事務、営業事務等の事務系職種は給料を低く抑えられる傾向にあります。また、介護士、現業などの肉体労働系の仕事の苦労の割には給料が低く抑えられることが多いです。

給料が低いこと、それが悪いと言っているわけではありません。
事実、事務系職種は女性にとても人気の職種です。

給料は他の職種と比較して低くなることを理解して職種選択を行うべきです。

よく就職をしてから、

「何でこの職種はこんなに給料が低いんだ!こんなのおかしい!」

という方がいます。

状況を訴えることは、環境を変えるために大事なことだと思います。
しかしながら、その職種を選択したのは紛れもない自分自身。

あなたの人生に責任を持てるのは学校の先生でも就職相談をしている担当者でもなく、その職種を選択したあなた自身であることはしっかりと頭に入れて下さい。

  • ハードワークな職種
  • 仕事の難易度が高い職種
  • 命の危険が伴うような職種

以上の職種は当然ですが、そのリスクに対して給料が高くなる傾向にあります。

逆に事務系職種等の比較的安定しているような職種はどうしても給料が低く抑えられます。

「え?安定しているっていいことじゃないんですか?」

そう思う方も多いと思います。
ですが、安定とは安く定まると書いて安定と読みます。

安定している職種はハードワークや危険な作業が伴わない分給料は安くなります。

自分自身が取れるリスクに応じて職種選択するためにも世の中にどのような職種が存在し、
主な業務内容は何か調べることは非常に重要です。

やりたい仕事が見つからないというのであれば、給料水準を参考に職種選択を行うのも一つです。

とりあえず何か行動に移さないと何もスタートしません。

総合職とはどんな職種?【会社の中の何でも屋】

今回のテーマとは少しずれるかもしれません。
ですが、職種選択をする上で総合職という職種についての理解は避けて通れません。

このパートでは、総合職について解説していきます。

日本では多くの企業が総合職で求人票を出しています。

現在アメリカでは専門職が主流なので今後日本でもアメリカに追随する可能性があります。
しかしながら、まだまだ総合職での採用が多そうです。

私自身もサラリーマンをやっていますが、総合職で採用されています。

  • 総合職ってなに?
  • 総合職ってどんなことをするの?
  • 他の職種との違いは?

といったように総合職と言われても、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?

総合職とは社内の中核業務を担うポジションで業務内容は多岐に渡り、様々な範囲で会社に貢献する職種です。また、様々な部署、様々な地域で業務を行うことがあります。

このように説明すると、

「もう、何のことかさっぱり分かりません。
早く帰りたいです。」

という方の為に下記のパートで嚙み砕いて説明していきます。

総合職について理解しよう

嚙み砕いて話すことによって語弊が生まれるかもしれません。

しかし、皆さんにイメージがつきやすいように解説していきます。
総合職とは下記のような特性をもっています。

「勤務地、配属先、仕事内容も全て会社にお任せします」
このように会社の指示があればいつでも異動し、仕事内容も日々変わるというのが一般的です。

会社の中の何でも屋」このように認識してください。

具体的な業務内容については会社説明会で確認してみないと分からないことが多いです。

皆さんには悪いように伝わった部分もあるかもしれません。

ですが、転勤のリスクが他の職種よりも高くなる反面、

  • 一般職よりも給料が高くなる
  • 色々な仕事にチャレンジできる
  • 自分自身の職務拡大ができる

等メリットもたくさんあります。

将来的に専門スキルを高め、転職を繰り返し、年収をアップしていきたいと考えているなら総合職ではあなたの理想は達成できません。

しかし、1つの企業で長く勤め、定年までお世話になりたいという方はおすすめです。

私自身も今のところ独立をするつもりも転職をするつもりもありません。
今の会社や仕事が大好きなので、会社にいらないと言われるまで働きつづけたいと思います。

最終的にどういった選択をするかは皆さん次第です。
しかしながら、こういった知識がないと非常に少ない選択肢の中からしか選ぶことができません。

今後も一緒に学んでいくことで自分自身の働き方の選択肢を増やして頂ければと思います

職業選択をするために知っておくべきこと【できることを増やすために行動する】

職種によって給料が高い、低いが決定するのはなんとなく分かる。
職種選択が大切であることは少なからず理解している。
「それでもどういう職種を選べばいいのか分からない」

そういう就職活動初心者がたくさんいることもこれまでの経験で理解しています。

そういう就活生が口を揃えて使う言葉が「自分に何ができるか分からない」です。

私が担当してきた就活生の9割がこう言います。

このブログを読んでいるあなたもそんな自分に嫌気がさし、なんとかしたいという思いでこのブログにたどり着いたのではないでしょうか?

突然ですが、あなたの小学校の時の将来の夢を教えてください。

「本当に突然なんだよ、塾長」

このように思われたかもしれませんが、重要なことです。

ではさらに質問を続けます。
あなたはその将来の夢を継続して今も目指していますか?

この問いに対して、

「もちろんYESだよ、塾長」

このように答えた方はブログ就活塾卒業です(笑)

ただ、多くの就活生は「No」と回答するのではないでしょうか?

ちなみに塾長の小学校の夢はプロ野球選手になることでした。
言うまでもないことですが、私の職業はプロ野球選手ではありません。

このように継続的に夢を持ち、継続的にその目標に向かって行動している方は非常に素晴らしいと思います。
ですが、現実はそういう人はほんの一握り。

大多数の就職希望者は就職したいがやりたいことは分からないという気持ちを抱えています。

ですから、あなたは現在の状況に対して自分自身を責める必要は全くありません。

しかし、今日、たった今この瞬間から行動を開始しましょう。
行動を開始した人にしかより良い就職活動、より良い人生を手に入れることはできません。

そもそも職種選択をするのに夢や目標を持つ必要はない

  • 私は夢がないからダメなんです
  • 目標がないから職業選択できないんだ

このように悩む就活生がいますが、そもそも夢や目標を立てる必要はありません。

OB訪問やアルバイト先の先輩などから目標や職種選択をした理由など、就職活動に関する話を聞いていると

「私は何をしているんだろう・・・」

このように思うこともありますよね。

ですが、はっきり言うとそれらの話は全て後付けです。

数年前はその先輩もあなたと同じような想いを持って不安になっていたはずです。

私自身も先程もお伝えした通り、小さい頃から夢と目標を持ち、今の仕事を選んだわけではありません。

ではやりたい仕事とは何か。

やりたい仕事が見つかるタイミングについて私の経験談を交えてお話していきます。

やりたい仕事とは何か、塾長の経験談から学ぼう

就職はしたいがやりたいことが分からない就活生は非常に多いです。

ここについて深堀して考えていきたいと思います。
そもそもやりたい仕事とはなんでしょうか?

  • 自分の特性が最大限活かせる仕事
  • 人から直接感謝される仕事
  • 自分が誇りを持って取り組める仕事

等挙げだすと切りがありません。全て正解です。

私のサラリーマンとしての経験を紹介し、やりたい仕事について考えてみたいと思います。

私は本業で学生の就職支援や就職指導を行う仕事をしており、その傍らブログ就活塾を運営しています。

私は現在の職場には、当時担当して頂いていた方に誘われて入社しました。

その方に憧れの気持ちを持っていたので誘われた時は凄く嬉しかったです。
自分にも今の仕事ができると確信していました。

ですので、職業を選んだ理由は憧れです。

「俺なら必ずやれる」

今考えれば何の根拠もない自信だけ持っていた新入社員でした。

しかし、そんな自信とは裏腹最初の2年間は何をやっても上手くいかず、自分自身も上司や会社も納得するような結果を出すことができませんでした。

学生は誰も自分の言うことなど聞いてはくれず、上司には毎日怒られてばかり。

自分自身の無力や指導力のなさに打ちひしがれるそんな毎日でした。

  • 自分はきっとこの仕事が向いていないんだ
  • 自分にはここでやっていく才能も実力もないんだ

そいういう思いを持ち、3年目が終了したタイミングで会社を退社するつもりでいました。

とりあえずスタートした入社3年目、苦しい2年間を経験した効果なのか少しずつ結果が出始めました。

全員ではありませんが少しずつ自分が伝えることに対して理解してくれる学生増え始めました。
こんな自分を慕ってくれる就活生もできました。

「もう少しだけ続けてみようかな」

そういう思いでスタートした4年目。

自分も周りも認められるくらいの成果を1年間継続して出すことができました。
「自分もここでやれるんだ」そういう自信が少しずつついていきました。

そんな経験を積んでいく中で

「自分はこの仕事がやりたかったんだ。
向いているんだな。」

そう感じるようになったのは実はここ最近の話です。

ざっくりではありますが、そういった経験を得て今の仕事にやりがいを感じ、それでは飽き足らず、もっと多くの就活生の役に立ちたい。

そういう想いでこのブログを立ち上げました。

やりたい仕事が見つかるタイミングとは【入社してある程度経験を積んでから】

さて、ここで話を元に戻します。
やりたい仕事とはなんでしょうか?

私の経験からお話します。

自分が選択した仕事が本当にやりたい仕事がどうかが分かるのはある程度、経験を積み結果が出始めるようになったタイミングです。

ですから、就業経験がない就活生の皆さんがやりたいかどうかを判断することなど到底不可能だと私は思います。

学生時代から仕事においてやりたいかやりたくないかなど分かりようがないのです。

仕事をやりたい、やりたくないで選ぼうとしてもいつまで経っても選択することはできないと私は思います。

人の役に立たない業界・職種などありません。

それと同時にやりがいのない業界・仕事などありません。
それを見つけられるのは皆さん次第でかつ、ある程度経験を積んでからでないと判断できません。

やりたい仕事は学生時代には分かりようがないことを理解しよう。

やりたいかどうかではなくできるかどうかで職種選択をしよう

「じゃあ、どうやって職種選択すればいいですか?」

このように思う方もいらっしゃるかもしれません。

そう思う人はやりたいかどうかを基準にするのではなく、その仕事ができるかどうかを基準にしましょう。

人間、結果が出ると楽しいですし、できるとやりがいを自分で見つけ出すことができます。

入社間もない私のように結果が出ていないとどれだけやりたい、強い憧れを持っていたとしても

「自分にはこの仕事は向いていなかったんだ・・・」

自信喪失し、早期退職に繋がる可能性が高いです。

憧れや願望が強ければ強いほど現実とのギャップに絶望してしまうもの。

給料面や自分自身のとれるリスクを照らし合わせた上で最終的な職種選択を行うことをおすすめします。

そもそも世の中には

  • どのような仕事があるのか?
  • どのようなことをするのか?

世の中の仕事について自分なりに調べてみましょう。

それこそが職種研究です。

「就職出来れば職種なんてなんでもいい」

あなたがどうしても入社したい会社があり、その会社に入社ができ、貢献できるなら何でもやってやる。

そういう覚悟あるなら話は別です。(実はそれくらいの方が会社には好まれます)

そういう会社が現時点で見つかっていない、あるいは就職活動の準備をしている学生はしっかり職種研究をしたうえで就職活動をスタートさせましょう。

「いや、自分にできることなんて何もないんだけど・・・」

このような状況の方がやるべきことは下記の2つです。

  • 自己分析を行う
  • 資格の勉強を始めてみる

順番に解説していきます。

適職を見つけるために自己分析を行おう

「できる仕事はどうすれば見つかりますか?」

この質問にお答えします。

自分にできる仕事、つまり、適職を見つけるためには自己分析が必要です。

自己分析によって

  • 自分に何ができるのか
  • どういう仕事が向いているのか
  • 自分が進むべき方向性

以上の3つを見つけることができます。

自己分析は就活生が一番最初に行う就職活動。

一番最初に行う就職活動であるにもかかわらずここでつまづいてしまう就活生は非常に多いです。

「自己分析って何ですか?」
「どうやってやるんですか?」
初めて行う就職活動ではこのような疑問が尽きないのではないでしょうか?

この記事を読めば、自己分析の目的や手法を理解し、エントリーシートや面接で自信を持って自分自身がアピールできるようになり、自分の適職についても知ることができます。

できることを増やすために資格の勉強を始めよう

「自分には特にこれといったスキルも強みもありません・・・」

このように悩んでいる方もいらっしゃると思います。

学生の皆さんが何かスキルを身に着けたいと思うなら資格の勉強を始めてみてください。

資格は客観的に自分自身のスキルを証明できるパスポートになります。

就職活動のおいて資格は武器になります。
資格取得を通して面接で話せるエピソードが増えたり、学習したこと自体が強みになります。

「何か資格の勉強を始めたいんだけど何を始めたらいいか分からない」
このような不安が足枷となり、結局何もできていないという方は多いのではないでしょうか?

資格受験・就職指導のプロである私が、就職活動で武器になる資格とおすすめの理由について詳しく解説しています。

この記事を読めば、自分がどんな資格にチャレンジしていけばいいのかが明確になります。

資格の勉強の仕方について悩む方は非常に多いです。
資格の勉強は闇雲に勉強していても、合格レベルには達しません。

この記事を読めば、初めての資格の勉強であったとしても、合格を勝ち取れる勉強の仕方について詳しく解説しています。

まとめ:自分の適職を見つけるために

今回は職種を中心に仕事選びをする上でやりたいことを軸に職種選択をするべきでない理由を解説してきました。

今回の記事で重要内容を整理していきます。
  1. 給料を軸に職種選択してみる
  2. 最終的にやりたいことではなく、できることを仕事にする
  3. 適職を見つけるために自己分析を行う
  4. 自分自身のスキルを増やし、できることを増やす

この記事を読んだあなたが最終的にできることを仕事にし、就職活動を通して、幸せな未来を手に入れることができればこれに勝る喜びはありません。

引き続きあなたの就職活動をサポートしていきます。

この記事を読んだあなたはもうブログ就活塾の塾生です。
皆さんの有意義な就職活動、幸せな就職の一助になれば幸いです。

この記事に興味を持って頂いた方はその他の記事もご覧ください。
ゼロ塾長のブログ就活塾 (zerosyukatuzyuku.com)

今回は以上です。今後もしっかり学んで、行動して良い就職活動にしていきましょう。
では次回もお楽しみに!

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