こんにちは。就職指導歴5年 これまで300人以上の学生を就職指導してきたそんな塾長のブログ就活塾!ということで始めていきましょう!!
- 企業研究のやり方が分からない
- どんなことを調べればいいか分からない
- そもそも企業研究の目的がよく分からない
企業研究のやり方が全く分からないという就活生は非常に多いです。
私が過去に担当していた就活生の中には、
そんな面倒くさそうなことやる必要がありますか?」
という方もいらっしゃいました。
結論をお話すると、企業研究をやらずして入社を希望する企業への内定はありえません。
この記事では、就職指導のプロである私が企業研究の目的ややり方、企業を調べるポイントなどを詳しく解説していきます。
また、企業研究をする上で役立つテンプレートも準備しました。
テンプレートだけほしいという方は、目次の欄から【まとめ】まで飛んでください。
企業研究のやり方が分からないという方は引き続きご覧ください。
企業研究を行う主な目的は2つ
まずは企業研究を行う目的から理解しましょう。
企業研究の目的を理解せずに情報収集を行ってもただの作業となり、就職活動に活かすことができません。
企業研究を行う目的を理解したうえで、企業研究を行うことが大事です。
企業研究を行う目的は下記の2つです。
- 事前にミスマッチを防ぐため
- 志望動機を作成するため
これら2つをやらずして自分自身がやりがいを持ち、長期的に働ける企業への内定はありえません。
ですので、この記事を読んでいる皆さんは企業研究のやり方をしっかりと学び、自分自身の力で企業研究ができるようになってください。
下記パートで企業の目的2つについて掘り下げて説明していきます。
事前にミスマッチを防ぐため
実際に会社説明会に参加する前の段階で企業研究を行い、その会社が自分の希望とする条件に合致しているかどうかを事前に確認をすることが大事です。
会社説明会から帰ってきた就活生との会話の中でよくあるやり取りを紹介します。
このようなやり取りが行われることがしばしばあります。その度に私は
そんな無駄な活動をしているヒマはあなたにはないはず。
貴重な時間を使って就職活動を行っているからこそ、効率的にやっていきましょう。
企業研究を行い、事前にミスマッチを防ぐことは、就職活動を効率的に行う為に非常に重要なことです。
早期退職する人の多くが企業研究をしていなかった
新入社員の約3割が、3ヵ月以内に退職しているというデータがあります。
早期退職した人のほとんどが、
早期退職に繋がった根本原因の1つは、企業研究を怠ったことにあります。
- 企業研究なんて面倒くさい
- とりあえず就職できればどこでもいい
- とにかく早く就職活動を終わらせたい
これらの気持ちが分からないわけではありません。
ですが、就職活動の苦労や不安から逃げていても後にもっと苦しいことや後悔が待っています。
あなたの人生を左右する決断をこんな安直な考えで行ってはいけません。
企業研究を行い、事前に情報収集を行うことでミスマッチを防ぎ、早期退職というレールから外れることができます。
志望動機を作成するため
面接やエントリーシートで志望動機について聞かれることがあります。
志望動機とは、
という質問への回答のことを言います。
内定を勝ち取るためには、書類選考や面接試験を突破しなければなりません。
志望動機への対応は内定を勝ち取るための最重要項目でありかつ、就活生が最も苦戦する就職活動。
書類選考や面接試験を突破するためにも企業研究をしっかり行う事が大事です。
企業研究の質が志望動機の質につながると言っても過言ではありません。
志望動機はどのように作成すればよいのか。
下記のパートで志望動機の作成の仕方について解説します。
企業研究を志望動機作成に繋げる
志望動機は何もない所から急に作り出せるようなものではありません。
志望動機を作成するためには事前準備が必要です。
企業研究は志望動機作成の第一段階ですので、しっかりと行いましょう。
【テンプレート付き】内定を勝ち取る志望動機の作り方 就職活動のプロが徹底解説 | ゼロ塾長のブログ就活塾 (zerosyukatuzyuku.com)
この記事を読めば、就職活動で通用する志望動機が作成できるようになり、自分の希望する企業から内定を勝ち取ることができます。
企業研究で用いるツール
企業研究を行う上で用いる主なツールは下記の通りです。
- 求人票または採用データ
- 会社四季報
- 会社ホームページ
- 会社のパンフレット
- OB・OG訪問
これらのツールを使って企業研究を行うのが一般的です。
複数の資料やデータを使って企業研究を行うことで、より深みのある企業研究を行うことができます。
ChatGPTを使った企業研究
最近、日本でも話題のChatGPT。
業研究で行う情報収集はかなりの重労働。
ChatGPTは短時間で大量の情報を収集し、我々が欲しい情報に対して回答を生成します。
【検証結果あり】ChatGPTは就活対策に有効⁉就職活動のプロが解説 | ゼロ塾長のブログ就活塾 (zerosyukatuzyuku.com)
企業研究で最低限調べること5つ
という質問は非常に多い質問。
こちらについての回答は難しいです。
なぜなら、どんなことに興味を持ち、深掘りするかは人それぞれなので一概には言えないからです。
しかし、それでは質問に対する回答になっていないので、最低限この5つを調べておきましょうというものをピックアップしました。
- 勤務条件
- 企業理念(経営理念)
- メイン事業、主力商品、サービス
- 社風
- 求める人物像
各項目についてポイントを解説していきます。
勤務条件
まず始めに求人票や採用データを見て自分自身の希望する勤務条件に合致しているかどうか確認しましょう。
と言って細かく確認しておらず、入社が決まってから
と言って辞退する就活生を見かけます。
また、
ということもよくあります。
このようなことにならないためにも企業研究の段階で求人票や採用データをよく調べ、事前にミスマッチを防ぎましょう。
この記事を読めば、求人票の見方や企業選びの注意点を理解することができ、幸せな就職活動を達成することができるようになります。
この記事を読めば、サラリーマンの給料の構成や初任給について学ぶことができ、お金に関する失敗しない会社選びができるようになります。
一度社会に出れば自分自身に起きたことは全て自己責任です。
自分の人生に責任を持つ為にも企業研究はしっかりと行いましょう。
企業理念(経営理念)
社長室に掛け軸にして貼ってある言葉をイメージして頂ければと思います。
自分が入社する可能性がある企業の基本的な考え方を知らずして、採用面接に臨んだり、実際に入社をするわけにはいきません。
なぜなら、自分自身の考え方と企業理念が合わない会社に入社しても早期退職に繋がるからです。
HPや公式サイトに記載されていることが多いので必ず調べておきましょう。
メイン事業、主力商品、サービス
その会社のメイン事業や主力商品、サービスについて全く知らずに面接に臨んでも
うちの会社に入社するつもりはあるのか?」
このように思われてしまいます。
入社をすれば、自分自身がその商品やサービスについてお客様に説明し、商品やサービスを利用して頂くわけですから。
社風
社風については、実際に入社してみないと本当の所は分かりません。
しかしながら、会社HPを確認することによって、ある程度の部分は分かります。
事前にHP確認や店舗見学などを行い、面接試験に臨む前に必ず受験企業の社風を頭に入れておきましょう。
面接で話すべきこと、つまり、自分自身が受験企業の社風に合致する人物であることをアピールしなければなりません。
どんなに優秀な学生であったとしても
このように思われてしまえば、不採用になる可能性が高いです。
私が就活生と面接練習を行う際は、受験企業の社風とマッチしたエピソードが選択できているかどうかを確認しています。
受検企業の社風に合わせて面接の戦略を練っていくことが大事です。
そのためには社風を分かる範囲で事前に調べて置くことが重要。
求める人物像
社風と同様にその企業の求める人物像を調べることは大事です。
面接では自分自身を企業の求める人物像に合わせてアピールしていく必要があります。
求める人物像については、企業HPや会社四季報に書いている場合があるので必ず確認した上で選考に進んでください。
ネットのクチコミ情報は参考になるか?【絶対参考にしてはいけない】
クチコミサイトは不満をぶつけて不満を解消しようとする場所。
皆さんもそうは思いませんか?
私は新人時代の上司から
このように教わりました。
誰もが認める完璧な企業は世の中に存在しません。
我々が人間である以上、合う合わないというは必ず存在します。
クチコミ情報をもとに
このように言っていたのでは永遠に企業選択なんてできません。
物事の本質を捉えるようにしていきましょう。
よりレベルの高い企業研究を行いたい人は財務分析を理解しよう
財務分析は会計の中でもかなり専門的な話になっていきます。
財務分析は全就活生に必須の項目ではないので、できないからといって不採用になることは稀です。
ですが、レベルの高い企業研究を行うことによって周りと差をつけたいとは思いませんか?
財務分析は、超エリート企業であったり財務管理の仕事がしたい人は必要な知識です。
財務分析では、主に三種類の分析を行っていきます。
- 安全性分析
- 収益性分析
- 効率性分析
基本的な指標については最低限、頭に入れておく必要があるでしょう。
【これができれば就職活動上級者】就活のプロが教える財務分析のやり方 | ゼロ塾長のブログ就活塾 (zerosyukatuzyuku.com)
この記事を読めば、財務分析の基本を理解することができ、周りの就活生と差をつけることができます。
情報量が集まれば競合他社を比較してみよう
企業研究が複数社進めば同業他社比較が行えます。
強みやその企業にしかない特徴は複数の企業を比較して始めて見えてくるもの。
同業他社比較をすることによって、それぞれの企業の強みや特徴を把握することができ、面接で通用する志望動機を作成することができます。
企業研究を「点」で終わらせるのではなく、「線」にしていくためには複数社の企業研究を行う必要があります。
ぜひ、自身が作成した資料を使って同業他社比較を行ってみてください。
企業研究は面倒くさいからこそやる価値がある
企業研究について詳しい解説は以上です。
後はここまで解説した内容を実践するだけです。
ですが、ここまで記事を読んだ皆さんの中に
- 正直面倒くさい
- やりたくない
- きつそう
このように感じたのは恐らくあなただけではないでしょう。
私が担当してきた就活生も同じようなことを言います。
気持ちは分かりますが、これだけは伝えておきたいです。
この記事をここまで読んでいるあなたなら、面倒くさく大変なことにでも取り組めるポテンシャルがあります。
まとめ:企業研究のテンプレート付き
企業名
本社住所及び勤務地
資本金
年商
事業内容
業界
初任給
賞与
勤務時間・勤務形態
休日・休暇
採用職種
企業理念(経営理念)
メイン事業、主力商品、サービス
社風
求める人物像
その他(企業の直近のニューストピックス・財務状況など)
質問①
質問②
質問③
質問④
質問⑤
この記事をここまで読んだあなたは、十分就職活動で通用する企業研究ができるようになっています。
後は実際に上記のテンプレートを使って企業研究を始めるだけです。
しかし、その一社一社の積み重ねがあなたの人生を豊かにしていくことを約束します。
頑張ってください。
この記事を読んでくれたあなたはもうブログ就活塾の塾生です。
皆さんの有意義な就職活動、幸せな就職の一助になれば幸いです。
今回は以上です。今後もしっかり学んで、行動して良い就職活動にしていきましょう。
では次回もお楽しみに!
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